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ご挨拶 青木研究室(大気物理学研究室)は、雲と大気中に浮遊する微粒子(エアロゾル)の気候影響について、極域から熱帯、海洋から山岳に至る世界中で太陽放射観測を行い、地球環境の諸問題の解決に、国内外の大学・研究機関と一緒に取り組んでいます。
2020.07 富山大学 学術研究部理学系・教授 青木 一真

高校生のみなさまへ

一緒に地球環境の勉強や研究を楽しみませんか

 宇宙や地球が好きですか?
  宇宙へ行ってみたいですか?
   空や雲は好きですか?
    空を飛んでみたいと思ったことはありますか?
     雲の上にのってみたいと思ったことはありますか?
      物理学や数学が好きですか?
       物理学を楽しんでいますか?
        みなさんの夢は何ですか?
 

  もし、宇宙や地球で起こっている自然科学の物理学的現象に興味があって 、
  大気物理学や地球環境科学を大学で勉強したり、研究したいと思っている人への青木研からのメッセージ。
  富山大学理学部で、一緒に地球環境の勉強や研究を楽しみませんか?      富山大学・入試情報

 
青木研究室は、2002年4月にはじまり、これまで多くの卒業生・修了生を社会に送り出してきました。
2018年4月から理学部地球科学科廃止に伴い、同じ理学部の生物圏環境科学科担当に変更になりました。
地球環境、大気、気象、海洋、雪氷、山岳、極域、熱帯、空、雲、エアロゾル、大気汚染、再生可能エネルギーなど、「そら」に興味のある人は、以下を一読して頂き、富山大学理学部へ志望し、受験してみませんか。
 
高校までは、気象学(大気物理学)の分野は「地学」ですが。。。
私の夢は「宇宙」の科学者になることでした。「宇宙」が「地球・大気」になりましたが、地球も宇宙のひとつですので、大きくそれてはいないと思います。未だに宇宙へ行くことは出来ませんが、「地球」の研究を選んだことで、世界中を飛び回り、地球を肌で感じられる学問を研究することができることに、今は感謝しています。そんな夢を持って、私は物理学を学べる東京理科大学を選びました。高校の理系クラスでは、なかなか「地学」を履修することが出来ないのが現状かと思います。でも、履修していないからと難しく考えないで下さい。実際、私自身は、高校で「地学」の授業は受けていませんし、大学も理学部物理学科でしたので、「大気物理学」の授業は受けましたが、物理学の勉強をしていました。なので、興味があるのでしたら、それほど心配しないで下さい。もし、大気物理学や地球環境科学に興味があるのでしたら、まずは基本である「物理学」をしっかり高校で学んで欲しいと思います。また、物理学以外の「理科」や「数学」や「英語」を勉強することは重要です。もちろん、「国語」や「社会」、雲のスケッチも必要ですので「美術」も。時には、「音楽」や「体育」も必要でしょうか。特に、理科系だからといって語学(国語や英語)をおろそかにしないでください。サイエンスを人に伝える力、コミュニケーション能力は非常に重要です。
大気物理学をはじめ、地球環境の研究を行うためには、ひとつの学問だけではなく、広く多くの知識と好奇心を学ぶ必要があります。そんないろいろな勉強が出来るのが、富山大学の理学部です。
一緒に「地球環境科学」の勉強や研究をしませんか?
 
興味のある人は、下 ↓↓↓↓↓ にある「みらいぶっく(河合塾)」も見て下さい。私が紹介されています。

青木研究室で、卒業研究を希望する学生へ

一緒に地球環境の研究をしませんか 

 青木研究室(大気物理学研究室)で、卒業研究を希望する学生は、3年次終了までに卒業見込み単位を取得することはもちろん、原則、青木が担当する授業も履修して下さい。また、3年後期に開講する「セミナー」を受講してください。3年生の夏頃に、「セミナー」の案内と各研究室への希望調査が行われますので、掲示を参照して下さい。以下に、シラバスとは別に、青木研究室を希望する学生のためのセミナーと卒業研究の概要を書きましたので、良く読んでください。

質問・不明な点がありましたら、遠慮なく青木まで相談下さい。希望者は、必ず青木まで相談下さい。

 
◎理学部セミナー(必修:3年後期):青木担当分

  1. 授業概要:青木研究室のゼミ(毎週金曜日10時〜12時(予定))に参加し、卒業研究に向けての基礎知識を習得及び、大気物理学分野の論文紹介や研究発表を行う。
  2. 受入人数:受け入れ人数は、要相談。
  3. 注意事項:受講を希望する学生は、事前に、青木まで必ず連絡(相談)に来るようにしてください。

 
◎理学部卒業研究(必修:4年通年):青木担当分
青木研究室では、以下のような学生を求めています!

  1. 基礎的な学問知識も必要ですが、それ以上に、大気物理学は目で見て、肌で感じられる自然科学の学問のひとつです。地球環境や大気物理学に興味を持ち、なぜ?なに?という好奇心のある学生を求めています。
  2. 1. に示すように、基礎的な学問知識は、どんな分野でも必要です。特に、青木研究室を希望する学生は、物理学、数学、語学(日本語、英語)の基礎的な知識を習得済みであり、それらに興味のある学生を求めています。
  3. 青木研究室は、国内外の様々な大学・研究機関と共同研究を行っています。その研究環境の中で、元気があり、協調性や挨拶が出来る(出来るようになりたい)学生を求めています。青木研究室は、極域から熱帯、山岳から海洋に至るまで様々なフィールド環境で観測を行っています。体力に自信がある学生も歓迎です。
  4. 青木研究室では、コンピューターに興味のある学生も歓迎です。自分たちで観測・測定したデータを解析、研究するために、世間ではあまり役に立たないかもしれないフォートラン言語を使って解析を行っています。普段使用するコンピューターは、何でも構いませんが、基本的に、Mac/UNIX系のコンピューターを使用しています。最近は、pythonも勉強中です。
  5. 卒業後の進路は様々です(大学院進学、公務員(気象庁など)、技術職など)。過去の先輩方の進路は、研究室のメンバーの卒業生のところの進路を参照してください。大学院進学希望者は、大歓迎です。
  6. 富山大学理学部の卒業研究生には、個別の机を用意して快適な研究環境を提供しています。
  7. 卒業研究風景(学生部屋)
  8. 青木研究室の交流会風景(青木研恒例ビヤ電パーティーにて) 
  9. 最後に、研究テーマは、大気物理学や地球環境科学分野の範囲内でしたら、相談次第で、様々な研究課題を行うことが出来ますので、必ず、青木まで相談に来るようにしてください。

 
◎卒業研究論文までの流れ 
前年10月 研究室仮配属(3年生:セミナー)
  4月 研究室配属、研究テーマ決め(無事に4年生に進級)
  5月 そろそろ、就職組は、進路決定?
  5月 春の学会
  8月 夏の学会
  9月 そろそろ、大学院進学組は、進路決定?
 10月 秋の学会 学会に参加しようかな。。。
 12月 AGU秋学会(アメリカ地球物理学連合)
 12月 ラストスパート(卒論仮提出:よい正月を迎えられるか?)
翌年2月 卒業研究論文提出、卒論研究発表会
翌年3月 晴れて卒業式
 

大学院進学(修士・博士)希望の学生へ

雲とエアロゾルの気候影響について、一緒に研究しませんか

 

青木研究室では、大気物理学や地球環境科学の研究したい人を募集しております。
詳細は、以下の通りですが、受験する際は、必ず事前に研究テーマなどを相談してください。
また、募集要項などは、富山大学大学院理工学教育部 入試案内を参照してください。

青木研究室では、以下のような学生を求めています。
  1. 基本的には、卒業研究を希望する学生と同じですが(青木研究室以外の希望者は、一度、「卒業研究を希望する学生へ」を一読願います。)、より専門性が必要となりますので、必ず、研究テーマなどについて、青木まで事前に相談してください。
  2. 国内外の大学・研究機関との共同研究はもちろん、卒業研究生もいますので、協調性や挨拶が出来、学部学生の研究生活のお手本となるようにしてください。
  3. 修士課程を希望する学生は、2年間の在学中に、必ず1回以上は、学会にて研究発表をして下さい。
  4. 青木研究室では、他大学出身者もウエルカムです。
  5. 博士後期課程を進学希望の学生は、ここで書く必要はないと思いますが、青木研は「夢」を持って研究したい人を応援します。

講演や取材などのご依頼について

地球環境など講演・取材依頼を希望される方へ

 
青木宛の講演・取材などの依頼については、メールにてご相談ください。
青木の略歴などは、こちらから→ 青木の略歴など
 
◎主な講演テーマや取材内容について

  1. 青木研究室の教育・研究テーマ 詳しくは、こちらから→ 青木研究室の研究
  2. 地球環境問題全般の話題
  3. 大気汚染(PM2.5、黄砂など)の環境問題
  4. 山岳・海洋大気に関する話題
  5. 気象災害・防災・減災に関する話題
  6. 再生可能エネルギーに関する話題
  7. MICE(国際会議誘致などの観光関連)などに関する話題

 
◎最近の講演依頼から

  • MICEフューチャー・アクション2020 富山会場コメンテーター(2020年)
  • 高大連携事業:各高校からの進学説明や模擬授業など(2020 - 2021年)
  • 富山大学理学部同窓会富山支部会文化講演会(2019年)
  • 放送大学富山学習センター面接授業(2017年から2019年)
  • 高岡市伏木気象資料館リニューアル記念講演会パネリスト(2017年)
  • 滑川市福寿大学・滑川市教養特別講座(2016年)
  • などなど・・・

 

↓ 以下、過去にテレビ、書籍・情報誌、ウェブなどで紹介された一部を掲載しました。 ↓
↓ 以下、過去にテレビ、書籍・情報誌、ウェブなどで紹介された一部を掲載しました。 ↓

東進ドットコム 東進TV 学びが見える大学紹介:富山大学理学部(2023.08)

東進ハイスクールの東進TV学びが見える大学紹介のコーナで、富山大学理学部がが紹介されています。テーマは、「富山から自然を学び、地球の謎を解き明かす」です。高校生のみなさん、富山大学理学部では、富山の自然を研究しながら、地球規模の環境問題に取り組み、地球の未来に貢献しています。是非、ご覧ください。いつ見るの、いまでしょう!

東進TV:富山大学理学部富山大学理学部

富山大学 News Letter 2021夏号(2021.07)

富山大学 News Letter 2021夏号に、積雪調査が紹介されました。これは、富山大学のウェブ「未来を拓く:おもしろい授業・おもしろい研究」で紹介されたものが、Pick Up!として選ばれて紹介されました。

富山大学 News Letter 2021夏号未来を拓く:おもしろい授業・おもしろい研究

みらいぶっく:未来への本に出会う(2020.05)

CSTI(内閣府/総合科学技術・イノベーション会議)事業の一環で、中高生向け「みらいぶっく:未来への本に出会う(河合塾)」の中で、環境動態解析の研究者のひとりとして私(青木)が紹介されています。みなさん見て下さい。

みらいぶっく

ミツカン「水の文化」(2020.03.10)

ミツカン「水の文化」64号の「日本の氷河をつくる雪──降雪のメカニズムと今後の見通し:川瀬宏明」で、立山積雪調査が紹介されました。

ミツカン「水の文化」64号

文春オンライン「蜃気楼研究:佐藤さんの紹介」(2019.11.12記事)

魚津埋没林博物館学芸員であり、富山大学大学院理工学教育部博士課程で青木研の佐藤さんの蜃気楼研究とその生い立ちについての記事が、文春オンラインで紹介されています。

文春オンライン(2019.11.12記事)魚津埋没林博物館

YouTube 富山大学チャンネル:「アルスの礎」(2019.11.07放送)

チューリップテレビで放送された「アルスの礎」で、教養教育の授業「感性をはぐくむ」が紹介されました。私は、「地球を測る感性」についての講義を担当しています。今一度、地球の感性を考えてみるのはどうでしょうか?

YouTube 番組映像はこちらから

YouTube 富山大学チャンネル「アルスの礎」

「アルスの礎」:チューリップテレビ(2019.08.01放送)

立山・室堂平積雪調査2019

立山・室堂平における積雪調査の様子です。空と雪の研究をしませんか?
 
YouTube 番組映像はこちらから 立山・室堂平積雪調査2019の様子

実業之富山「大学教授のひとりごと」(2017.05 - 2018.03連載)

2017年5月から2018年3月まで、実業之富山で、「大学教授のひとりごと」を毎月連載していました。普段、横書き原稿しか書かない私に、縦書き原稿は新鮮でした。物を書く事や紙媒体の紙面の重要性を再確認しました。貴重な経験ありがとうございました。現在、実業之富山は、残念ながら休刊になっていますが、下記のウェブ版として情報発信されています。

実業之富山実業之富山 Web 版

富山大学広報誌 トムズプレス Vol. 36(2016.03.15発行)

富山大学広報誌「トムズプレス」の研究者紹介に私(青木)が登場しています。読んで頂ければ幸いです。

富山大学広報誌 トムズプレス Vol. 36

理科大 today No. 17(2014.08.15発行)

母校である東京理科大学の広報誌、理科大 today No.17の「活躍する卒業生⑬:理科大人いろいろ」で、私(青木)が紹介されました。楽しかった神楽坂での学生時代を思い出すばかりです。

富山大学広報誌 トムズプレス Vol. 36

YouTube 富山大学チャンネル。

「Tom's TV」:KNB(2013.10.06放送)

青木研究室の研究紹介

私(青木)が准教授時代に、青木研究室の研究紹介として、KNBで放送されたYouTube動画です。左の写真は、理学部屋上で観測しているスカイラジオメーター(太陽放射観測)について、学生に説明している撮影風景です。
YouTube 番組映像はこちらから