今年の立山・室堂平の積雪は、6m87cm(4月18日現在)でした。雪の大谷は、15mでした。今年の参加者は、総勢60名でした。関係各位、お疲れ様でした。今年は、3月の黄砂層もはっきり見え、典型的?な積雪層が観察できました。これからの解析結果が楽しみです。

この積雪断面調査は、毎年、立山・黒部アルペンルートが全線開通する4月中旬に、富山大学が中心(立山積雪研究会)に様々な教育・研究機関が集まり、半年間、立山に降り積もった雪の調査を行っています。

日  時: 2010年(平成22年)4月17日(土)〜4月19日(月)

場  所: 立山・室堂平周辺

調査内容: 積雪断面調査、降雪量調査、化学分析、同位体解析、
      湿性・乾性沈着、黄砂粒子、大気汚染物質、
      バイオエアロゾルなどなど

参加機関: 富山大学、富山県立大学、立山カルデラ砂防博物館、
      富山市科学博物館、金沢大学、九州大学、
      国立極地研究所、森林総合研究所、名古屋市科学館
      (順不同)

協  力: 立山室堂山荘、山岳関係者、
      立山黒部アルペンルート(立山黒部貫光)



LinkIcon立山積雪断面調査2010のご案内

LinkIcon昨年度の様子(立山積雪断面調査2009)

LinkIcon富山大学立山施設(浄土山)


雪掘り開始!今年は何m掘るだろう?
687cm掘り終わりました!お疲れさまでした。
川田先生の積雪の講義風景
青木研究室の雪掘り精鋭部隊。