青木研究室の研究内容

 青木研究室(大気物理学研究室)は、雲や大気エアロゾルの光学的特性の時間・空間変動を知るために、極域から熱帯、山岳から海洋まで、世界中で太陽放射観測等を行い、それらが気候にどのような影響を与えているかについて研究を行っています。また、それらの研究を主軸に、様々な分野の研究者と一緒に他分野融合による地球環境の研究課題に取り組んでいます。

  青木研究室の研究紹介や記事等は、本ホームページ以外でも下記でも見ることが出来ます。
   

 記をクリックすると「研究論文等一覧」や「主研究テーマ」が見られます。

研究論文等一覧 地球観測衛星地上検証 エアロゾル 陸上観測 エアロゾル 海洋観測雲・エアロゾル 山岳・雪氷その他の研究

地球観測衛星の雲とエアロゾルの光学的特性の地上観測検証
Validation of Earth Observation Satellite Aerosol and Cloud Optical Characteristics Retrievals from Groud-based and Ship-borne Measurements.

地球観測衛星のために雲とエアロゾルの光学的特性の地上観測検証を行っている。具体的には、太陽直達光と周辺光の角度分布の測定から得られるエアロゾルの光学的特性などを算出し、衛星観測の精度向上のため、様々な場所に置いて観測を行っている。

参考文献: e.g. Nakajima et al., 1999.

「地球観測衛星の雲とエアロゾルの光学的特性の地上観測検証」の研究

気候変動観測衛星(GCOM-C/JAXA)のエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動の地上検証

  • 太陽放射観測によるエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動の代表性がGCOM-C/SGLIの地上検証に与える影響についての研究:海洋編(JAXA-RA4, RA6)

気候変動観測衛星(GCOM-C)は、2017年度に打ち上げ予定です。太陽の直達光と周辺光の放射輝度を様々な波長で測定し、大気中に浮遊している微粒子(エアロゾル)の光学的特性を解析し、エアロゾルの光学的特性の時間・空間変動から、衛星の地上検証を行います。

詳細LinkIcon

雲エアロゾル放射ミッション(EarthCARE/JAXA-NICT-ESA)の地上観測検証

雲エアロゾル放射ミッション(EarthCARE)の打ち上げ後の地上検証を行います。

詳細LinkIcon

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT/JAXA-NIES-MOE)の地上観測検証

温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)のCAIのエアロゾルの光学的特性の地上検証。

詳細LinkIcon

DRAGON-JP 2012 (NASA/GSFC)

AERONET/NASAのDRAGON(Distributed Regional Aerosol Gridded Observation Networks)の観測キャンペーンが2012年春にアジア域で行われました。

詳細LinkIcon

陸上大気エアロゾルの光学的特性
Aerosol optical characteristics over the land.

太陽光を利用した太陽直達光と周辺光の角度分布の測定から得られるエアロゾルの光学的特性を解析し、気候への影響を研究しています。LinkIcon詳細

参考文献: 

「太陽放射観測から得られる陸上大気エアロゾルの光学的特性」の研究

太陽放射観測によるエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動の代表性がGCOM-C/SGLIの地上検証に与える影響についての研究:陸上編(JAXA-RA4, RA6)

太陽の直達光と周辺光の放射輝度を様々な波長で測定し、大気中に浮遊している微粒子(エアロゾル)の光学的特性を解析し、エアロゾルの光学的特性の時間・空間変動について研究しています。

詳細LinkIcon

エアロゾルの光学的特性の時間・空間変動

太陽の直達光と周辺光の放射輝度を様々な波長で測定し、大気中に浮遊している微粒子(エアロゾル)の光学的特性を解析し、エアロゾルの光学的特性の時間・空間変動について研究しています。

詳細LinkIcon

  • 北極域のエアロゾルの光学的特性

北極域のエアロゾルの光学的特性を研究しています。

詳細LinkIcon

  • 黄砂の光学的特性

黄砂のエアロゾルの光学的特性を研究しています。

詳細LinkIcon

  • DRAGON-JP 2012

AERONET/NASAのDRAGON(Distributed Regional Aerosol Gridded Observation Networks)の観測キャンペーンが2012年春にアジア域で行われました。

詳細LinkIcon

海洋大気エアロゾルの光学的特性
Aerosol optical characteristics over the ocean.

地球上の約7割をしめる海洋上のエアロゾルの光学的特性を船舶型スカイラジオメーターを使って観測を行っている。現在は、海洋地球研究船「みらい」(JAMSTEC)などで海洋上の観測を行っている。LinkIcon詳細

参考文献: 

「太陽放射観測から得られる海洋大気エアロゾルの光学的特性」の研究

太陽放射観測によるエアロゾルの光学的特性の時間・空間変動の代表性がGCOM-C/SGLIの地上検証に与える影響についての研究:海洋編(JAXA-RA4, RA6)

太陽の直達光と周辺光の放射輝度を様々な波長で測定し、大気中に浮遊している微粒子(エアロゾル)の光学的特性を解析し、エアロゾルの光学的特性の時間・空間変動について研究しています。

詳細LinkIcon

海洋性エアロゾルの光学的特性

船舶を利用して海洋大気のエアロゾルの光学的特性を研究しています。

関連リンクLinkIcon

  • 北極海のエアロゾルの光学的特性

船舶を利用して北極海上の大気エアロゾルの光学的特性を研究しています。

関連リンクLinkIcon

雲・エアロゾルの光学的特性及び相互作用
Aerosol and Cloud Optical Properties ans Interaction

雲や雲縁辺域の光学的特性を観測し、雲の発生・消滅過程によるエアロゾル粒子の気候影響について研究を行っています。

参考文献: Aoki and Fujiyoshi, 2003, JMSJLinkIcon

山岳・雪氷
Mountain and Cryosphere

立山・浄土山山頂付近にある富山大学立山施設(標高2839m)を中心に、高標高地域におけるエアロゾルの光学的特性の観測から、自由対流圏中のエアロゾルの時間・空間変動を研究しています。

参考文献: 青木と渡辺、2009(エアロゾル研究)LinkIcon

「山岳」と「雪氷」の研究

立山積雪断面調査

富山大学理学部地球科学科では、地球科学の学生の教育研究のため、40年余前から標高2450mの立山・室堂平において、積雪断面調査を行ってきました。現在は、様々な分野の大学・研究機関の研究者も含め、教育研究を進めています。

参考資料:2010年の積雪断面調査の風景LinkIcon
参考文献:青木と渡辺、2009(エアロゾル研究)LinkIcon

関連リンクLinkIcon

その他の研究 etc...

その他の研究: 青木研究室では、上記以外にも、大気物理学、気象学、地球環境科学など、興味とやる気と予算次第で様々な研究に挑戦したいと思っています。今までに、北陸の降雪、台風、富山の蜃気楼などの研究も行ったことがあります。

参考資料:


日射が太陽光発電に与える影響 PV

太陽光発電や風力発電と気象との関係について研究しています。

参考資料:
参考文献:

「再生可能エネルギー(太陽光発電)」の研究。

  • TEEDDA (CREST)

「再生可能エネルギーの調和的活用に貢献する地球科学型支援システムの構築」(CREST)
このプロジェクトの研究協力者として、主に、大気物理学の見地から再生可能なエネルギーである太陽光発電に関する研究を行ってました。

TEEDDALinkIcon

大気中の微粒子による健康影響 Effect

大気中に浮遊する微粒子による健康影響を研究しています。

参考資料:
参考文献:


(番外編)おいしいビールの飲み方 Beer

おいしいビールの飲み方とは、ビールをおいしく、楽しくビールを飲む方法も含みますが、本当の意味は、コミュニケーションをうまく出来るようになりましょうと言うことです。ビールが飲めなくてもいいのです。研究をするにもコミュニケーションは大事です。特に、自分の研究内容を他の人に正確に伝えなければいけません。そう言う意味での研究です。

参考資料:
参考文献: